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高次脳機能障害での知能障害について(認知症や発達障害との違い)

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交通事故サポートセンター(橋本行政書士事務所)

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知能障害とは

知能障害

記憶力がいいと「頭がいい」などと言いますが、記憶力=知能 ではありません。

知能とは、例えば新しい場面や困難な問題に出合った時に、適切かつ有効な方法で、順応したり解決したりする適応力や、言葉や記号などを使って概念で、抽象的な思考をする能力、それと学習する能力、といった力といえます。

知能障害とは、これらの力が損なわれて正しい答えにたどり着けない状態です。

交通事故など、外傷性の脳損傷を原因とする高次脳機能障害で知能障害が認められることはよくあります。

ですが
高次脳機能障害の場合は進行性ではなく、正しく対処すれば改善が期待できますから、その症状に対する的確な診断、治療、リハビリテーションを続けていきます。

外傷性ではなく内因性の疾患での知能障害は発症の時期により、以下のように呼び方が変わります。

精神発達遅滞または知的障害

  • 一定の学習が起きる前に先天的(18歳以下の発達期など)に知的低下があり、日常生活に支障をきたしている状態

認知症

  • 一定の知的機能を一旦獲得した後に後天的に記憶を中心として全般的に障害された状態


認知症は進行性で、知能や記憶が徐々に低下していく点が高次脳機能障害との違いです

確認の検査などは、こちらをご覧ください → 「知能テストの種類


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